NFT売買

OpenSeaでNFTを出品したい!設定方法を解説します。

最近、人気を集めているNFTですが、そのNFTを購入したり、販売する方法はハードルが高いと感じていらっしゃる方は多いのではないかと思います。

「作品をNFTとして販売したいけど難しそう」「送金などができるか不安」

などお悩みの方にわかりやすく解説します!

この記事でわかること

Openseaの概要

OpenseaでNFTを販売する方法

OpenSea(オープンシー)とは?

OpenSea(オープンシー)を簡単に説明すると、世界最大のNFT売買プラットフォームです。

OpenSeaでは海外のユーザーが取り引きしている事が多いのですが、日本人による売買件数が毎月増えてる状態です。2021年以降は、さらに大きな動きになっています。

なお、OpenSeaでは次に挙げるジャンルのNFTコンテンツの売買ができます。

アート・トレーディングカード・音楽・ドメイン名・収集アイテム・スポーツ関連アイテム・バーチャルワールド

OpenSeaの運営会社(opensea社)は、ニューヨークに本社があり、2017年に設立された新しい会社ですが、時代のトレンドになって急成長しています。

NFTマーケットプレイスの最大手で、NFTの売買を行う際にOpenSeaを使っている方は非常に多く、今大評判になっているプラットフォームです。

また、2021年8月には流通総額がおよそ3650億円を達成して、前月比で10倍超の伸びを見せるなど現在大人気となってます。

NFTの売買だけでなく、売れてる商品のリサーチもできるので、これから NFTを出品して稼いでいきたい方はOpenseaをうまく使っていきましょう!

Openseaを使ってリサーチする方法は下記の記事で解説してます。

参考OpenSeaで作品をリサーチしたい!使い方を詳しく解説します。

NFTアートに関しては、今回紹介する最大手であるマーケットプレイスのOpenSea(オープンシー)の使い方を理解することをおすすめします! 今回は、OpenSea(オープンシー)内の使い方、機能につい ...

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OpenSeaでのNFTの出品、販売方法

OpenSeaでのNFTの出品・販売方法

  1. 出品する作品を準備する
  2. 自分のコレクションを作成
  3. NFTの出品条件を設定する

1. 出品する作品を準備する

作品を出品するなら、当たり前ですが自分の作品コンテンツを用意する必要があります。
Openseaで作品を出品する場合、下記のフォーマットで準備をしましょう。

  • 画像ーJPG・PNG・GIF・SVG
  • 動画ーMP4・WEBM
  • 音声ーMP3・WAV・OGG

作品の準備ができたらOpenSeaにアップロードしてNFT化しましょう。

2. Open seaでコレクションを作成

初めてのOpenSeaでアートを出品、販売する場合は、コレクションを作成します。

MyCollectionは、あなた自身のお店というイメージで、自分のNFT作品を並べてられる箱のようなものです。

作成の手順

こちらでは、Openseaのアカウントを既に開いてる前提で解説してます。

アイコンにカーソルを合わせて「My Collections」をクリック。

「Create a collection」をクリックすると、下記の入力フォームが開きます。

◆入力フォーム項目

  • ・Logo image -ロゴ画像
  • ・futureing image - プロモーション用画像
  • ・Bunner image - プロフィールのバナー画像
  • ・Name -My Collectionの名前
  • ・Description -コレクションの説明文
  • ・Category -NFTのカテゴリー選択
  • ・Link -ウエブサイトのURL
  • ・Creator Earnings -再販されたときのロイヤリティの設定
  • ・Blockchain -EthereumかPolygonの選択
  • ・Payment tokens -NFTを売買する時の通貨の設定
  • ・Display theme -コレクションの見せ方の設定

入力した項目は、後で修正ができるので、わかる範囲で記載してOKです。

ロイヤリティーの設定について

My Collectionを設定する際、重要になるのがCreator Earnings(ロイアリティー)の設定です。ロイヤリティーというのは、NFTの作成者に転売時に報酬が入るシステムということを指し、メインとして1%から3%設定するのが現在のお決まりで、転売される毎に金額に対応してロイヤリティーが発生します。

再販された場合、最大10%まで設定することができます。

Creator Earningsの設定と合わせてウォレットのアドレスを入力することが求められます。(MetaMaskのアドレスをコピー)

全て設定し終わったら、「Create」をクリックしましょう。

Openseaに画像をアップロード

右上の「Create」をクリックして次に進むと、画像をアップロードする画面になります。

作品をアップロードします。

Name→名前・Description→具体的な作品の説明を入れてスクロールして下記の必要情報を入力していきます。

全て入力したら「Create」で完了になります。

3. NFTの出品条件を設定する

では、早速出品について解説していきます。

登録したNFTアイテムページの右上の、「Sell」をクリックします。

出品するためのページが開きます。「Type」で出品方法を選択します。

  • Fixed Priceー固定価格出品
  • Timed Auction ーオークション出品

の二つから選びます。

Fixed Priceー固定価格出品の場合

各自必要事項を入力します。

Priceートークンの種類と金額をそれぞれ入力します
Durationー販売期間を設定します。1日〜1ヶ月で設定できる他、詳細なスケジュールで決めることもできます
Sell as a bundleー複数のまとめて販売するための設定です。バンドル名、バンドルの説明を入力します(チェックを入れることで詳細が出てきます)
Reserve for specific buyerー購入者を指定する事が可能です。特定の人に販売したい場合はこちらを使用します。販売相手のアドレスを入力します(チェックを入れることで詳細が出てきます)

入力が完了したら「Compleate listing」で完了です。

Timed Auction ーオークション出品

Method」から、オークションの形式を選択します。

まず、オークションの形式を選択します。

  • Sell to highest bidder
  • Sell with declining price
Sell to highest bidderの場合

購入希望者が増えれば価格が上昇していき、最終的に最高値を提示した購入希望者が落札できます。

下記の詳細を入力します

  • Starting priceーオークションの開始価格を設定します
  • Durationー販売期間を設定します。1日〜1ヶ月で設定できる他、詳細なスケジュールで決めることもできます
  • Include reserve priceー出品者側の最低出品価格を決められます(購入者にはみられません)

Sell with declining priceの場合

こちらは逆に、価格が下がっていくオークションタイプです。
販売者は段階的に価格を下げていき、最初にオファーした販売希望者にが落札できます。

Starting price ーオークションの開始価格を設定します
Durationー販売期間を設定します。1日〜1ヶ月で設定できる他、詳細なスケジュールで決めることもできます
Ending priceーオークションの終了価格を設定します。ここで設定した金額はオークションの最低価格になります

最低落札価格は、1ETH未満に設定するとエラーが表示されます(1ETH以上じゃないと販売出来ない仕様になってます)

設定が完了したら「Complete listing」をクリックします。

その後、画面が切り替わるので署名の要求をされますので、ガス代を確認して金額に問題がなければ「署名」をクリックします。(ガス代については下記に解説してます)

全てに問題なければ下記の画面になり、出品完了です。

OpenSeaのガス代について

OpenSeaで始めてNFTを販売する際は、アカウントの初期化が必要必要なのでガス代が発生します。

※このガス代は2回目以降の取り引きでは発生しません

ガス代・・・イーサリアムブロックチェーン上の情報を記録するための手数料

2回目以降の出品にガス代不要です。OpenSeaとウォレットの接続、OpeSeaによる作品へのアクセスが可能になります。

また、出品した商品が売れる度に、売上の2.5%の手数料が発生します。

OpenSeaに関するよくある質問

OpenSeaのよくある質問をご紹介します。

Openseaで出品した後にNFTの価格は変更可能?

OpenSeaでNFTを出品した後の価格変更に関しては、値下げのみ可能で、出品後は値上げすることが不可能なので、あなた自身の販売するNFTのニーズが読めない時はあえて高めの金額で出品し、しばらくしてから値下げをするか考えてみることをおすすめしたいと思います。

ガス代以外にも、何か費用は必要?

OpenSeaは出品時に2.5%の手数料が必要になりますが、こちらはガス代ではなくてOpenSeaが設定している手数料になります。NFTの購入時には、こちらの手数料が発生することはありません。

また、販売する時、OpenSeaでは出品手数料は無料となっていますが、ブロックチェーンの利用手数料であるガス代は、必要になります。また売れる度に、売上の2.5%がOpenSeaへの手数料として掛かります。

まとめ

出品にかかる所要時間は、慣れれば5分程度でできます。初めての方でも、NFTを作成して出品は確実にできますので、ぜひ、OpenseaでNFTの出品を行ってみ手はいかがでしょうか?

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